6/5に発表された豊洲・築地問題の「市場問題プロジェクトチーム」報告書によれば、「卸売市場のあり方」は、斜陽産業の可能性があると指摘しています。その理由は、
1.取り扱う生鮮食料品全体の需要が傾向的に減少していること
2.市場外流通や外国からの食料品の輸入が増加して、卸売市場の役割が減少していること
1の需要が傾向的に減少しているのは、ある程度仕方がないことです。消費者のニーズは、時と共に代わるものだからです。
市場外流通、例えば、業者向けネット通販などの台頭がそれに該当するのですが、通販会社で扱う品目数よりも、築地市場で扱う品目数のほうが圧倒的に優位性をもっています。そこで、弊社が出来ることとしては、築地市場(将来の豊洲市場)で扱う商品を、より多くカバーすることが大切だと考えています。
現在、弊社では「edocco市場 極」(http://edocco.co.jp/)という通販サイトを運営しておりますが、その強みは築地市場で扱う全品目を取り扱うことができる点です。そのため、私たちの課題は、圧倒的な数の品目を取り扱うことです。
鮮度が高く、しかも、「edocco市場 極」のサイトに行けば、欲しい商品が何でもそろっているという状態になれば、他の通販会社へお客様が流れることもなく、ご利用して頂けると考えております。
このように、市場のニーズだけではなく、競合の動向も頭の中でシミュレーションをし、どうやったらよりよいサービスを提供できるかを考えることが営業の仕事の1つでもあります。
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